檸檬の木の下で

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冬眠期の心に、詩を。

Town on a river
town on a river
watercolor & colored pencil on paper
8 1/2 x 7 1/2"



日が短くなり、自然の影響をしっかり受ける傾向のある私は、毎日朝から眠気がさめません。
意識して早寝しても早起きは出来ず、一日中眠い。冬眠期に入ったから、としか思えません。
眠る前の貴重な読書時間、しっかりした本を持ってベッドに入っても眠りの王様が素早くお出ましになり、瞼の上に鎮座まします。
切れ切れの読書、文字が文字のまま、言葉として心に響かない。
もしかしたら、頭も、心も、疲れているのかもしれません。
でも、こんな日々がつづくと、わたしの中の大切な何かが、飢えてきます。

そんな時、ふと思い出して開くのはなじんでいる詩の本です。
十代の頃から、しばしのブランクをはさみつつ、今なお心に響くのは中原中也の詩集。
若い頃とは違う詩に惹かれるのもまた、自分の心の新しい発見でもありうれしいもの。

透明な、けれど暖かい光につつまれたいときは、リルケです。
自分の中にも「決して光のうすれない星々が在る」と想像するだけで
心の渇きが癒されます。

希望が足りない、と思うときはエリュアールの力をわけてもらいます。
繰り返し死にそうになる世界を、詩人の生きた言葉が救う、そんな力がある詩人です。

新しいものを創作するとき、自分の中から力を出していくわけですが、出したままでは泉は涸れてしまいます。
自分の中の、滅びることのない自分の世界―あるいは世界をどう見るか、という態度―
を豊かなものにするために、私にとって詩はかけがえのないものです。



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  1. 2008/11/19(水) 21:40:24|
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