檸檬の木の下で

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鳥たちの春

summer_soulstice2


春の雲旅の荷物は軽くあれ


春は鳥たちの季節。あちこちで観察会など盛んに行われているのですが、わたしが出逢うのを楽しみにしている鳥のひとつに、Great Blue Heron があります。
Golden Gate Park の池の畔の木立が、かれらの営巣場所です。
昨年、ボランティアによる観察会に参加して都会の公園の中に多彩な野鳥が棲んでいることを教えてもらってからというもの、春になると気分はそわそわ、このごろの私は空ばかり眺めています。



翼を持たないわたしは、空を見上げて鳥たちの暮らしを想います。
鳥たちの眼には地上の世界はどのようにうつっているのでしょうか。


何も持たない、けれど翼のある身体ひとつで生きているものたちに比べ、ごたごたと荷物の多い自分。
身も心ももうすこし身軽になって、どこかへ旅にでも出たい、春ですね。





Greate Blue Herons in Golden Gate Park 
Bay Nature というサイト。Great Blue Heron についてのビデオが見られます。

Great Blue Heron
wikipediaによる記事(英文)



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  1. 2009/03/09(月) 22:39:42|
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西の果ての砂の国

tulip town

tulip town
watercolor on paper 5 1/2 x 15” 2007


マグリブに星随へて冬至光




きのうは冬至。
西の空に沈んだ太陽は、また力を取り戻しはじめます。



夕暮れのショッピングモールの駐車場で
夕陽に向かって一心にお祈りをしているイスラム教徒の家族をみかけました。
空には、星がひとつ、ふたつ。



私は、イスラムと文化的になんら関わりをもたないはずなのに
なぜか、心にのこる、懐かしさを感じる光景でした。
夕焼けを前にすると、そんな気持ちになるものなのかもしれません。



いつか、西の果てのマグリブの国で、砂漠に落ちる日と星を眺めてみたいと願っています。







*マグリブ(Maghrib, مغرب)は、アラビア語で「日が没すること、没するところ」を原義とする語。「西方」の意味を持ち、地域名としても用いられる。また、ムスリム(イスラム教徒)の義務である一日五回の礼拝(サラート)のうちの一つである日没時の礼拝を指す言葉でもある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』





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  1. 2008/12/22(月) 14:19:15|
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冬眠期の心に、詩を。

Town on a river
town on a river
watercolor & colored pencil on paper
8 1/2 x 7 1/2"



日が短くなり、自然の影響をしっかり受ける傾向のある私は、毎日朝から眠気がさめません。
意識して早寝しても早起きは出来ず、一日中眠い。冬眠期に入ったから、としか思えません。
眠る前の貴重な読書時間、しっかりした本を持ってベッドに入っても眠りの王様が素早くお出ましになり、瞼の上に鎮座まします。
切れ切れの読書、文字が文字のまま、言葉として心に響かない。
もしかしたら、頭も、心も、疲れているのかもしれません。
でも、こんな日々がつづくと、わたしの中の大切な何かが、飢えてきます。

そんな時、ふと思い出して開くのはなじんでいる詩の本です。
十代の頃から、しばしのブランクをはさみつつ、今なお心に響くのは中原中也の詩集。
若い頃とは違う詩に惹かれるのもまた、自分の心の新しい発見でもありうれしいもの。

透明な、けれど暖かい光につつまれたいときは、リルケです。
自分の中にも「決して光のうすれない星々が在る」と想像するだけで
心の渇きが癒されます。

希望が足りない、と思うときはエリュアールの力をわけてもらいます。
繰り返し死にそうになる世界を、詩人の生きた言葉が救う、そんな力がある詩人です。

新しいものを創作するとき、自分の中から力を出していくわけですが、出したままでは泉は涸れてしまいます。
自分の中の、滅びることのない自分の世界―あるいは世界をどう見るか、という態度―
を豊かなものにするために、私にとって詩はかけがえのないものです。



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  1. 2008/11/19(水) 21:40:24|
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こんにちは冬時間

White_roses_monologue

   white rose monologue             watercolors and colored pencil on paper 8 1/2x7"


ハロウィーンをしめくくりとして10月が終わり、いよいよ冬のはじまりです。
四季のはっきりしないといわれるベイエリアですが
冬時間、夏時間にきりかわる時は
まさに「季節が変わる時」です。

ハロウィーンの翌々日、11月の初めの日曜は
Dia de los muertos (The Day of the Death)
メキシコ人のお祭りである死者の日、
フランスではToussaints (All Saints Day)など
一年でもっとも日の短い、クリスマスの頃に向けて
死者を偲ぶお祭りがさまざまな文化圏にある、というのも
偶然ではないでしょう。
私たちの夏、太陽の光はここで一度死んでしまうかのように見えます。
いつかまた、夏にあえるとわかっていても、とても心細いものです。

9月の展覧会は暖色系2点、寒色系2点の展示でした。
これはその暖色系の1点。
ありがたいことに、気に入ってくださったお客様に買っていただけました。
寒い冬の間、その方のお部屋が暖かく、居心地よい場所であるように
この絵がすこしお手伝いをしていると思うとうれしいものです。

蜜柑色、薔薇色、檸檬色・・・暖かい色の絵の具で画面をうめてみたいこの頃。
11月の展示は暖かい絵をそろえて展示するつもりです。



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  1. 2008/10/30(木) 22:08:27|
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木染月

crisp_morning
mmmmmCrisp Morning    水彩/紙   20.4x17.5cm

     



      きんいろの思ひ出を蒔く木染月


 

   木染月とは、陰暦八月の異名のひとつ。角川書店発行「必携季寄せ」によれば
   八月にはなんと十一もの異名があります。
   木々の葉が少しずつ色を変えていく、木染月にはそんな意味があるのでしょう。
   
   四季があまり明確でないベイエリアですが、過ぎてゆく夏を惜しむかのように
   今週後半は熱波がやってきて、半袖が心地よい日がありました。
   朝がだんだん薄暗くなり、日の出が少しずつ遅くなっているのがわかります。
   
   涼しい気候でも、夏の終わりを感じることができるのは
   やはり「光」の微妙な変化を感じるからだと思います。
   特に朝、バス停でバスを待つとき、しみじみと「秋の光」を感じるこのごろです。
   
   9月はサンフランシスコのCity Art Galleryにてグループ展に参加します。
   そこで出品する絵をご紹介していく予定です。
   
   





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  1. 2008/08/30(土) 11:30:35|
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